沿革

全国腎臓病協議会(全腎協)、群馬県腎臓病連絡協議会、および西片貝クリニック患者会についてご紹介します。

全腎協(全国腎臓病協議会)は1971年に設立され、今年で53年目を迎えます。設立当初は患者会もなく、その歴史は透析治療に保険が適用される以前の、非常に厳しい状況から始まりました。当時は透析治療は自己負担であり、多くの患者が金銭的な負担に苦しんでいました。透析を受けるたびに支払いをしなければならず、経済的な理由で治療を継続できない患者も少なくありませんでした。                                                    しかし、先駆者である患者たちが集まり、患者会を結成し、国に対して陳情を行うことで、透析治療の保険適用を実現しました。これにより、多くの患者が治療を受け続けることができるようになりました。

私はその数年後に透析を始め、当初は保険の三割負担をしていました。その後、三割負担もなくなり治療を続けることができました。しかし、近年では再び自己負担が増えており、群馬県でも昨年から所得に応じた負担が導入されています。診療報酬なども厳しくなっているという現状です。

詳しい情報は、全腎協のホームページをご覧ください。全腎協や群馬県腎臓病連絡協議会

西片貝クリニックでは、体重が増加した患者に対して、4時間半から5時間、場合によっては6時間の透析を提供しています。この対応は病院にとって大きな負担(費用面や人員面)となりますが、他の病院ではほとんど行われていないサービスです。また、送迎バスの運行も病院の持ち出しで行っており、これも多くの費用がかかる中で病院が負担しています。このような手厚いサービスを続けている病院は少なくなっています、大変患者には有難いことです。

西片貝クリニック患者会については、古い資料がないため正確な創設年は不明ですが、私が30年前に西片貝クリニックでお世話になった時にはすでに存在していました。故・前理事長の若松先生は患者会に非常に理解があり、大変お世話になりました。先生やスタッフとの旅行、食事会、お花見会、勉強会など、多くの楽しい思い出があります。しかし、コロナ禍による行動制限のため、これらの行事は現在行われていません。

現在の院長である加家壁先生も、患者会に非常に理解のある方であり、また様々な活動を一緒に行いたいと考えています。スタッフの皆さんも非常に親切で、患者会への理解と支援をしてくださっています。病院と患者会は相互理解によって成り立つものであり、患者だけの力ではどうにもなりません。

現在患者会の人数は23名です、これは透析患者の人数からしたら大変少ないと思います、患者会を知らない方が多いと思うしそのためにホームページ作成しました、少しでも患者会がなにをするところか知って頂きたいと思います。         患者さんに入会して頂き皆さんで一緒に少しでも良い透析が出来るように、少しでも生活が豊かになるように行動していきたいと思います。


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